いきなのガノタ夜話

おっさんが酒を片手に好き勝手ガンダムと自分のエピソードを語るだけ。

可能性の獣っていうけど、あまり獣じみた動きはしないユニコーンガンダム。

どうも、いきなデス。
今回はユニコーンガンダムです。お台場に建ちましたが、お台場ガンダムの後にユニコーンが来るのは、技術的なアピールも含め、バンダイ的にも人気的にも「次世代のためのガンダム」という事なのでしょうか。実際のところはわかりませんが、そのうち見に行きたいものです。私はお台場ガンダム見に行ったときは、残念ながら一度解体されバラバラの状態しかみれず(それでも頭部を間近に見れたのは嬉しかったですが)、再び大地に立った時も実際に見るチャンスは逃してしまいました。ユニコーンこそは、今度こそは、その立ち姿を生で見たいモノです。やはり見に行くなら冬。そう、今が一番キレイに見れる時期だと思います。今冬中には行きたい……!

はじめに。
えーっと、今回もパーフェクトグレード(以下PG)です。いや、待って聞いて。「お前、どんだけPG持ってるんだ」とツッコミが来そうですが、私事ながら仕事の関係上、引越が多く、繰り返す中、写真を撮れるレベルで現存してたのが、実家にあるコレしかなかったんです。持ってたら、飾りたくなるでしょう? 孤独に一人、地方で慰めてくれるのは飾ってあるガンプラだけだったら、どこまでも持って行ってしまうでしょう? その最中パーツを紛失したり、どっか折れちゃうなんてよくある話で。で、私のマスターグレード(以下MG)ユニコーン。気付いたら消えてました。ので、実家に眠るPGを引っ張り出したと。数少ない一つなので、「オレ、いっぱい持ってるぅ♪」とか自慢じゃないんですよ。むしろ、後先考えずに購入したせいで、地獄を見た一例ですよこれ。その話も後にするとして、まずはビジュアルから。

ビジュアル
まずは、前回の
ganota.ikinandamz.info
で登場してもらった、シャアザクパイセンに並んでいただきましょう。

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まあ、当然、大きいんですけど。
シャアザクパイセン17.5m
ユニコーンガンダム19.7m

1/60スケールで考えたらその差約3センチ。
ちょっと大きいんですね。こういう機会でもないと、並べることもないので気付きませんでした。ガンダム史で言うと、MSは少しづつ大きくなっているようですから、この差はまだ少ない方かもしれません。

ユニコーンと言えばNT-Dモード。
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ニュータイプと思われるパイロットを感知すると発動して、強化人間だろうが殲滅する-いわゆる「ニュータイプ絶対殺すマン」

アニメで初めて見たときは、感嘆しました。変形・合体の方がダイナミックなはずなのですが、変身するギミックというのは初めて見たので、徐々に装甲が開いていき、最後にガンダム顔がバン!と出たときは、変身に合わせて「おお……おおお、おお!」と声が出たのは未だ記憶に残っています。

PGならではのオプション
ここは前もって説明するでなく、画像で徐々に進めていきます。まずはバストアップ。
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ちょっと顔がくらいなあ。と思うでしょう。スイッチオン!
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カッ!

目が光るんですね。しかし、PGの凄いところはさらにここからです。
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露出したサイコフレームが光るんです!

ユニコーンガンダムの内部には、ニュータイプの力を増幅するサイコフレームがふんだんに搭載されています。この赤く光ってる部分がサイコフレームです。そして、この全身のライトアップは今までのガンプラにはない! 作るとき、苦労しました! 配線とか、目を光らせるぐらいしか経験ないのに、全身に配線を通すんだから、初めて無事に光ってくれた時は嬉し泣きですよ。ほんと、苦手なんで。

え、わかりずらい? では、ちょっと電気を消して……
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めちゃめちゃ明るいんですよ。LEDは伊達じゃない!

ぶっちゃけ、直視すると目に痛いレベルで眩しいです。でも、光らせたままずっと飾っておきたいですね。家はスペースの問題でいつの日かと夢見ながら、押し入れにしまったままですが。

組立た時の感想
PGはシャアザクパイセン以来なんで、苦労するのは予想していましたが、この変身するメカニズムがかなり苦戦しました。またあとで、説明しますが時間とお金がかかりました。PG本体とLEDセット、あと気付いた人もいるでしょうが、これ……フルアーマーなんです。撮影すると大きすぎて私の家の中が見えてしまうので、今回は勘弁していただきたい。いつか、いつかきっと。それで、フルアーマーの武装も相当な量なので、社会人として合間合間にやっていくと繁忙期も重なって、完成するのに半年かかりました。シャアザクパイセンは別の苦労がありましたが、それはあくまで一般的なガンプラ作りの範疇で、ユニコーンに関しては「待ち」が長かった印象が強いですね。作る苦労は確かにありましたが、作り始めるまでの準備期間も入れたら、ゆうに1年を超えるガンプラでした。

時間とお金
今だったら、時間はそんなに関係ないかもしれませんが、私が購入した際はまずPG本体が予約2か月待ち。そのあとのLEDユニットも1か月予約待ち。そのあとのフルアーマーセットも3か月予約待ち。そして、ようやく届いたPG本体の説明書を見ると「LEDユニットやフルアーマー取り付けるなら、このように作ってください」と考慮した表記がある。「なら、全部揃ってから作った方がいいか」と判断した私はゆうに半年待ってからの作成だったわけで。実際、私にとってそれは正しくて、もしPG本体を先行して作ってたら、また分解して配線したり、作りなおしたりという2度手間が避けられたのはよかったと思っています。今なら、探せば手に入ると思うので、私ほど時間はかからないでしょう。
そして、ここからがお金の話。

PG本体が21,600円(税込)

LEDユニット12,960円(税込)

FA(フルアーマー)拡張ユニット7,020円(税込)

全部で4万越え……。当時の私は、何を考えていたのでしょうか。いや、後悔は無いのですが、バラバラに買ってたからこそ、ドツボにハマったというか。ずるずるとキャバ嬢に入れ込むおっさんのような……いや、おっさんですけれど。一度に買うとなったら、諦めたかもしれません。ちなみに欲しいけど、絶対買えない憧れの一品はこれ。
p-bandai.jp
ふふ、ちなみこれもLEDユニットが装着可能で別売りです。合わせて買ったら5万いきますね。私には無理でございますことよ。
ユニコーンガンダムは業が深いですね……。

後悔? いや無いです。
作るのに苦労したとか、お金がすごいかかったとか、完成に1年かかったとか、マイナス面を前面に出しましたが、気付いていただきたいのは、それを「した」ということです。私の普段のガンプラ予算はそれこそMG1体分くらいなもので、PGとか普段は枠外なんです。たまたま、ちょっとした副収入があったぐらいで、PGを買うの時はそんな偶然です。ユニコーンはPG本体はきっかけに過ぎず、そのあとのLEDユニットやフルアーマーなんかは、「どうせなら」「せっかくなら」で、ポンポンと後先考えずに踏み込んでしまいました。確かにその後の生活が多少、負担になりましたが全く後悔はありません。面と向かって聞かれたこともありますが、ユニコーンは本当に欲しくて買ったものなので、あの時PGを買う機会が得られて幸運だったとは思いますが、その後の追加パーツも来るのをもどかしく思うことがあっても、やはり何度思い返しても買ってよかった……いや、「買えてよかった」しかないですね。

まとめ
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総じて言うと、それだけの魅力があるガンダムだと思います。私なんかからすれば、そもそも「ユニコーンガンダム自体を待ってたんだ」と。ガンダム史におけるファースト、Z、ZZ、逆襲のシャア、その後に来る作品『ガンダムUC』はその登場だけで、嬉しくて、恐らく人気が出ても出なくても、そのガンプラは買ったでしょう。それがユニコーンガンダムのようにカッコよくなくても。でも、ここまでお金かけるのは、ユニコーンがカッコイイからですね。今回はPG推しでしたが、MGもHGもいいと思います。特に、覚醒してサイコフレームが緑色に光るユニコーンガンダムはMGで欲しいなあとか思ってますし、RGやHGのサイズは飾るにしても弄るにしても、私の家ではちょうどいいサイズなので、こっちも欲しいです。特にUCシリーズはHGで豊富に出てるので、全部揃えてみたいですね。作品自体も好きなので、そちらも是非是非。

では、次回を待て!